組織・チームの方針と解決策
仕事をしていてお客様から仕事の相談を受けた際、「これならうちの会社で貢献できる」と思っても、持ち帰って相談すると上司や部下や同僚、等々、チームメンバーから「その仕事は好ましくない」というような趣旨の意見が出た・・・という経験ってありますよね。
今回の記事の見出し
基準を確認する
最近の自身の例で例えると、外部リソースを使わなければならないWEB開発案件でそのようなことがありました。相談をチーム責任者からの返事は、「受けても外部リソースを使わなければならないので、社内でできる工程(例えばデザイン、等々)のみの仕事であれば前向きに検討しましょう」という趣旨でした。
しかし、責任者本人が依頼を受けてこなしている案件の中には、WEB開発案件で外部リソースを使っているものが進行中です。チームではちょうど仕事が立て込んでおり、皆が手一杯になっている状況でした。これ以上の仕事を今は引き受けられないということであれば理解できるのですが、「AならいいけどBはダメ、でも自分でやるBはOK。」ということでは自分がチームに持ちかけている案件について受託反対を言われている合理性が理解できません。
しかしチームの責任者には何か確たる理由があって既に受けている開発案件に当たっているはずです。
こんな時は、話を掘り下げて質問することで今後の仕事のために考え方を理解して基準を合わせておくことがとても大切です。しかし、そのタイミングは選んだほうが良いと思います。仕事で多忙な責任者本人にしてみればメンバーに問い詰められているとしか感じられないかもしれません。そうすると余計なストレスを与えることになってしまうので一緒に仕事をする仲間としては確認するタイミングにも気を使ったほうが良いでしょう。ストレスの増大からチームの仕事に影響が出てしまうと仕事を取ってチームへの貢献を果たそうとしている目的に対して本末転倒です。
自分の取った解決策
この件は時機を見てチームに基準の確認してみようと思います。私自身としては「お客様と自社、双方の利益をもたらす別の方法」がないのかを考えることに知恵を使い行動してみることにしました。地方の中小零細企業では成長するチャンスがあっても人材不足で逃してしまうこともあると思います。人材はここ最近の悩みです。
こんな些細なことですが、天が与えてくれた気付きだと感じます。小さいことですが、これを一歩進んだ形で解決できればそのチームはもう一歩上のステージで仕事ができるようになることでしょう。